とこしえの舟

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とこしえの舟 『Spiritual boat to Eternal』とは、大阪浪花 高津宮の秋祭りに、参道石段に建造される葦舟。

概要[編集]

大阪浪花 高津宮の『とこしえ秋祭り』(10月下旬の日曜日)に、表参道石段にやぐらを組み、全長5.5m 高さ5mの葦舟が毎年建造される。『とこしえの舟』と命名され、高津宮の秋祭りの象徴になっている。—とこしえの舟に使われる葦は、毎年2月に滋賀県近江舞子の市民活動『内湖を愛する会』の手によって新しく刈り取られる。10月初旬に境内に宮司たちの手によって運び込まれ、参道には足場が組まれる。舟の骨格は、奈良県天川村の杉で作られ、葦は、舟の竜骨に祭りに関わる人々の手でわら縄で結ばれていく。やがて舟の中には、境内の土が運び込まれ、鳥海山の2万年前の地層から出土した神代杉がすえられ完成をむかえる。ーこの舟を象徴とする秋祭りは、『とこしえ秋祭り』と呼ばれ、”いのちの輝き”テーマに街の人々の繁栄と安息を願い、小谷真功宮司が2012年よりその趣旨に賛同した人とともに再興した。とこしえ秋祭り当日の朝には、宮司の手によって舟の土の中に御霊を宿すための埋めものがされ、お祭りが始まる。境内には、芸能、食、芸術をテーマにした街の人々の出店や、舞台、コンサートが花を添え、夜まで多くの人でにぎわう。夕刻には、とこしえの舟に、高津宮のご祭神『仁徳天皇』が乗り移られる、御魂入れ神事が執り行われる。本殿から、御魂を移した灯籠の火が宮司の手によってとこしえの舟に運ばれる。夕闇の中、宮司の『ウオー…。』という警蹕(けいひつ)が発せられ御魂が舟に乗り移られる。音楽家による奉納演奏の中、それぞれが永遠(とこしえ)のなかに生まれた喜びを深く感じながら、荘厳な時間が訪れる。後日、宮内の高倉稲荷のごま炊きの残り火で、舟に使われた葦は焼かれて秋祭り全てを終える。 

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